最近の葬儀は、どの広告を見ても「家族葬」が主流です。どうしてこんなに家族葬が支持されるのでしょうか。
理由は幾つかありますが、現場にいて感じるのは、やはり費用面のメリットです。例えば当社の場合ですと、10人程度を想定したプランで48万8000 円。さらに簡略したワンデープランなら、29万8000円。火葬式プランなら15万7500円にまでお安く用意しております。
いずれも、それぞれの儀式で 必要なもの(棺や遺影など)がセットになっていますので、最初にご依頼いただければ、後は余計なことを気にせず、故人とのお別れができます。
かつてはまったく逆で、喪主は、式進行に合わせてあれこれ決定せねばならず、「気付いたら故人との別れがちゃんとできないまま終わってしまった!」ということも少なからずありました。
そうした中で、高齢化の影響もあり、「もっと本質的な葬儀をやろうよ」と生まれてきたのが、家族葬です。この流れは歓迎 すべきものと思います。
もちろん、不幸にして現役で亡くなられた方などは、社会的関係もあり、大掛かりなご葬儀が必要でしょう。何にせよ、喪主様の選択肢が増えたことは良いこ とです。
とはいえ、課題もあります。よく聞くのが、「お別れしたかったのに、呼んでもらえなかった……」というご友人からの声です。
多くの広告では、家族葬のメ リットばかりを打ち出していますが、何事もそうであるように、長所短所があります。ご相談の際は、ちゃんとデメリットを教えてくれる葬儀社を選ぶと良いで
しょう。
(2012年2月下旬)
葬儀のことはみなさま熱心に勉強なさいますが、それに伴う手続きのことは、いざそのときになって困惑するという方が少なくありません。
もちろん、そこまで事前に調べておくのは大変なことですが、どのような手続きが必要なのか、漠然とでも知っておくことは大切です。
なぜ大切かというと、“知らないと損をする”からです。
みなさま、他界後に支給されるものが幾つかあることをきちんと把握されていますか?
代表的なところでは、遺族厚生年金(厚生年金)、遺族基礎年金(国民年金)、死亡一時金(同)、遺族共済金(共済年金)があります。加入している年金で名称は変わりますが、いずれも黙っていてはもらえません。遺族基礎年金なら市町村役場へ、遺族厚生年金なら勤務先か所轄の社会保険事務所で手続きが必要です。
また、亡くなった状況によって、医療費控除や労災保険が受けられます。それと、意外に見落としがちなのが住宅ローン生命保険。生命保険付きの住宅ローンの場合、一般的に、残金が免除されます。絶対に手続きを忘れないでください。
なお、財産のおありの方は相続税が発生しますが、以下のものは非課税です。▽生命保険金・死亡退職金の一定額、▽墓地・仏壇・仏具、▽寄付財産、など。
どうですか? 不安なこと、疑問などがありましたら、お気軽にご相談ください。仏事に関しては私、佐藤がお答えします。必要に応じて、弁護士さんなども紹介しております。
(2011年11月3日)