2017.12.15 イベント

今年もいろいろありました――本紙が報じた“地域の2017年”

本紙の発行は、今号が年内最後。一足お先に、地域の2017年を振り返ってみた。

 

国も地元も選挙

 

終わってみれば、今年は選挙の1年だった。10月の衆議院議員総選挙は記憶に新しいが、都民にとっては7月の都議会議員選挙も印象的だった。地元でも、西東京市では2月、小平市では4月に市長選挙が実施(いずれも現職が再選)。さらに、今月24日(日)には、東久留米市長選挙(及び市議会議員補欠選挙)が控える。

 

蛇足ながら、6月には本紙発行人の谷隆一が、地域の選挙にも目を向けた『中高生からの選挙入門』(ぺりかん社)を発行。収録した座談会には、この地域の若者たちに参加していただいた。

 

時の重みを感じた年

 

政局が激しく動く一方で、地元では、時の重みを感じさせる事例が相次いだ。新青梅街道沿いのレンガ造りで目を引く「がす資料館 GAS MUSEUM」は開館50周年。記念展示を現在も行っている(「描かれた文明開化『明治錦絵と砂目石版画』展」=24日まで)。先週報じた「くめがわ電車図書館」も開館50年なら、自由学園は67年かけて代々の生徒たちが育てたヒノキで校舎を建設。また、同校で95年間続く生徒による昼食作りのレシピ本も発行された。

 

清瀬では、地域に残る衣料の「うちおり」が国の重要文化財に指定される朗報も。本紙が4月に紹介した「93歳のママの店、スナック・ポパイ」には大きな反響も寄せられた。

 

半面、地域コミュニティの場となっていた築約150年の古民家「和の家櫻井」が閉鎖されるなど、残念な話題も。並行して空き家問題も本格化しており、社会のありようを考えさせられた。

 

人の輪が力に

 

政治は政治として、地域では草の根の力をダイレクトに感じることもできる。市民発の催しが多彩ななか、とりわけ、西東京市で続けられる「放課後カフェ」の活動が話題を呼んだ。中学校でカフェを展開するこの市民活動は、すでに同市の3校で実施され、他校での企画も進む。また、同市に拠点を置く難病支援の「ALDの未来を考える会」は、今年、10月2日を「ALDの日」とする記念日制定を実現した。

 

有名人が地域を盛り上げる例も目立った。2020年東京五輪に向け、小平市の観光まちづくり大使でもある元バレーボール選手・大林素子さんは地元・ブリヂストンを会場に開かれたイベントに参加。西東京市では、同市出身のプロ野球選手で来季から千葉ロッテマリーンズの監督を務める井口資仁さんが今月、野球教室で指導した。また、東村山市では、同市で幼少期を過ごした女優・竹下景子さんが「しあわせ大使」の3期目を快諾し、ふるさと納税のPR動画などにボランティア出演している。

 

なお、本紙のウェブサイトは28日(木)まで平日毎日更新中=4面詳細。

 

来年もご愛読を――。

※地域紙「タウン通信」(紙媒体)2017年12月13日発行号より