2018.01.10 地域情報

彫刻界の巨匠の作品を地元で 「平櫛田中彫刻美術館」

<地域ネタ掘り出し隊!>

近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)。その107年にわたる生涯に幕を下ろした小平の地に、「平櫛田中彫刻美術館」があるのをご存知ですか?

 

平櫛田中は、20代の頃から木彫の彫刻師として活動を始め、美術家の岡倉天心に師事。写実的な作風が高い評価を受けました。その後、1949年には東京藝術大学の教授に就任し、62年には文化勲章を受章。さらに、72年には小平市から名誉市民の称号を贈られています。

 

100歳を越えてなお、創作活動に打ち込んだ生き方を敬愛するクリエイターは現在でも多く、その姿勢は「田中語録」とでも言うべき、数々の発言に現れています。

 

なかでも、「六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは、百から百から、わたしもこれからこれから」という言葉は、その生涯になぞらえて紹介されることが多い名言です。

 

平櫛田中彫刻美術館は、氏が実際に住んでいた敷地を利用し、没後5年が経った1984年に開館。国立能楽堂の設計をした建築家・大江宏さんによるもので、方形の大きな屋根が特徴的な和風建築です。

 

館内には、代表作と名高い「鏡獅子(かがみじし)」をはじめ、人気の「気楽坊」「尋牛」などの作品を所蔵・展示しています。彫刻界の第一線で活躍した作家の作品を、地元で見られるのはうれしいですね。

 

四季折々の花が咲く庭園もありますし、親子で参加できるワークショップは毎回、満員になるほどの盛況ぶりです。気になる方は、同館ホームページをチェックしてみてください。

 

<リンク>

http://denchu-museum.jp