2018.04.12 イベント

「明治赤絵」展 14日から「がす資料館」で 

文明開化の活気みなぎる作品の数々

 14日(土)から7月1日まで、「GAS  MUSEUM がす資料館」(小平市大沼町4の31の25)で、企画展「赤い衝撃『明治赤絵』展」が開かれる。

 

「赤」は現代ではごく身近だが、江戸時代の錦絵では紅や朱などの自然由来の高価な染料のため、そう多くは使われていない。ところが明治になり、海外から安価な染料が入るようになると、鮮やかな赤が錦絵で数多く使われるようになった。

 

「赤」は文明開化の高揚した機運とも合致し、時代を象徴する色となっていった。背景に赤を多用する作品も多く、これらは「明治赤絵(あかえ)」と呼ばれる。

 

上の絵「東京名勝 浅草観音之図」は、今回出展される作品の一つ。タイトルの通り浅草を描いた錦絵だが、日本初の電動エレベーターの設置などでブームを起こした通称・浅草十二階、「凌雲閣」がそびえるなど、当時の熱気を伝えている。

 

企画展ではこうした赤絵を展示紹介する。時代の雰囲気が感じられる作品展。

 

午前10時から午後5時まで。入場無料。月曜休館(4月30日(月・祝)開館、5月1日(火)休館)。

 

詳しくは同館(042・342・1715)へ。

「東京名勝 浅草観音之図」 歌川国輝(三代) 明治25(1892)年