2018.11.14 話題

鷹の台商店街に、探検家・関野吉晴さん撮影の「地球の貌(かお)」が登場〜12月末までの予定で

壁面いっぱいに展示されている、関野吉晴さん撮影の写真

 

人類拡散の旅「グレートジャーニー」をさかのぼった探検などで知られる探検家・関野吉晴さんによる世界各所の写真が、鷹の台駅近くで野外展示されている。

 

 

展示場所は、鷹の台駅前商店街に面する創価学園グラウンド跡地(小平市たかの台)の壁面。現在、壁が仮設されており、その壁面を一時的に借りて、大型にプリントした写真を貼り付けている。

 

 

展示は「地球の貌(かお)」と題して、3面で展開。「原始の光景」「自然の一部となって暮らす人々」「子ども 家族 男と女」のテーマごとに展示している。

 

 

 

この企画は、関野さんが代表を務める団体「地球永住計画」が主催。11月10日まで、関野さんが教授を務める武蔵野美術大学(小平市小川町1-736)の美術館で関野さんの50年の軌跡を追う企画展が開かれていたことから、関連イベントとして実施されている。12月末まで展示の予定。

写真展示は車道にも面していることから、信号待ちのドライバ―が写真に見入っている姿なども見られた。

 

 

なお、関野さんは2002年から同大学で文化人類学の教授を務めており、今年度で定年となる。先の企画展はその記念のもの。最終日の10日には記念講演会が開かれ、関野さんは「初めて講演する内容」として、出身地である墨田区にある皮のなめし工場で働いた経験を話した。

 

記念講演をする関野さん。約500人の聴衆が集まった

 

講演の中で関野さんは、「“グレートジャーニー”の旅で地球5万キロを踏破したけれども、ゴールしたときに『足下のことを知らない』と気づいた。そこで、自分が育った場所に何かないかと探して出会ったのがなめし工場だった」と語り、そこでの仕事を通して、地域にある産業や歴史、職人の姿、住み込みで働く外国人の生き方、さらには、地域で隠されていた同和問題などを知ったといい、「足下を見る大切さ」を訴えた。

 

 

関野さんは現在、「地球永住計画」の活動の中で、玉川上水に着目し、地域に根ざした活動も展開している。

 

【リンク】地球永住計画