2018.12.04 話題

59年間ありがとう〜中原小学校の現校舎にお別れ 「秋まつり」に卒業生ら集う

 

さる11月24日、校舎の建て替えが予定されている西東京市立中原小学校で「中原小秋まつり」が開かれた。雑煮や焼きそばの販売などの模擬店のほかにも、ひばりが丘児童センターのチアダンスクラブやひばりが丘中学校吹奏楽部らがステージを披露。校舎との別れを惜しむ来場者で賑わった。

 

在校生がガイドを務める校舎見学ツアーには、来年1月から現校舎の解体工事が始まるとあって、イベントの知らせを受けた卒業生が参加。「(壁に飾られた卒業制作の作品を見て)あ、これ私たちがつくったやつだ!」「うわあ、(机の並べ方が)昔のままだ」など、行く先々で感嘆の声がもれていた。

 

卒業以来、約50年ぶりに校内を訪れたという女性は「今日はクラスメートと来ました。校舎がなくなるのはさびしいですが、こうして最後に訪れる機会を設けてくれてありがたい」と笑顔を見せた。

 

小学生が案内する校内ツアーの様子

 

また、「選挙の投票で訪れることはあったが、改めて校舎を見るとこんなに小さかったかなと思う。ひばりが丘団地の建て替えで同級生の多くが引っ越してしまったが、学校でかつての級友と会えたことがうれしい」と50代の男性。

 

現役の教師陣やPTA会長、元校長らによる座談会では、東日本大震災の際に保護者が協力して生徒の安全確認をしたエピソードなどが語られ、水野伸一郎校長は「新しい校舎になっても、生徒の保護者や地域の人々と支え合う学校でありたい」と展望を話した。

 

元校長らによる座談会

 

同校は1959年に開校。建物の老朽化から、建て替え計画が進められている。新校舎は2021年度に開校予定で、その間はひばりが丘団地の一角に新設される第10中学校(仮称)を仮校舎として利用する。