2017.06.08 注目

学生考案パスタが市販 地元のポポラマーマ、7月末まで

自由学園の学生の写真
最高学部ではさまざまなメニューを考案

 

先月紹介して大きな反響のあった自由学園(東久留米市)の食育から、新たな話題が飛び込んできた。最高学部(=大学)の学生たちが開発にかかわった2種のパスタが、同校OBが創業したゆであげ生パスタ専門店「ポポラマーマ」の4店で7月31日まで販売されている。

 

こだわったのは、東久留米の柳久保小麦と三陸産の「ワカメ」。商品にかけた思いとは――!?

 

 

今回作られたパスタメニューは、「ゆずこしょうソース」と「和風豆乳クリームソース」の2種類。どちらもワカメに合うことを念頭に考案された。

 

開発にかかわったのは、最高学部2年生の石塚隆雅さん、栗田萌々子さん、須山琴美さん、松本紗季さんの4人。きっかけは、同校が、地元の柳久保小麦と宮城県石巻市十三浜産のワカメを活用した学生考案のメニューを作りたいと、同校OBが創業したポポラマーマに相談したこと。同社はちょうど低糖質パスタを開発したところで、一気に企画が進んだ。

 

食材を十三浜産のワカメにこだわったのは、同校が婦人之友社、全国友の会と共に同地の漁家と交流を続けてきていることにある。復興支援として始まり、特に男子部高等科生は年に数度同地を訪れている。ワカメの種付けから刈り取り、塩蔵加工まで手伝っており、漁船の同乗経験もある石塚さんは、「十三浜のワカメは肉厚で歯ごたえがあり、本当においしい。このワカメをいろいろな料理で味わってほしいです」と愛着を口にする。

 

今回のメニュー開発においては、ワカメが際立つ彩りや味付けのバランスなどにこだわった。

 

なお、パスタの麺は柳久保小麦のふすまを練り込んだことで、同社の従来のパスタに比べ、糖質は38%、カロリーは100キロカロリーほどカットされている。また、食物繊維は一日の必要量を上回る約27グラムほど含む。

 

メニューはポポラマーマの東久留米店・ひばりヶ丘店で提供され、持ち帰り用セットも販売されている。麺・ソースセットで税別800円。また、保谷店・清瀬店を含む計4店で、パスタのみ低糖質へ変更できる。持ち帰り用も販売中。詳しくは自由学園広報本部(042・428・2122)へ。

 

[リンク]

自由学園 http://www.jiyu.jp

 

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『自由学園のレシピが本に』 http://www.town-t.com/p61/

 

  • パスタの写真
    パスタの料理イメージ1
  • パスタの写真
    パスタの料理イメージ2
  • 地元漁家のワカメ養殖の手伝いをする生徒の写真
    ワカメの養殖ロープを海に投下する生徒たち