2017.06.14 地域情報

知ってる? ケアラーズカフェ 介護者の憩いの場 西東京市に4カ所「愚痴聞かせて」

カフェに様子の写真
ケアラーズカフェ主催団体代表の鈴木美紀さん。西東京市保谷町のコミュニティーレストラン「木・々」でカフェ開催中に

介護の愚痴を気軽に吐き出して――超高齢社会で在宅での介護のニーズが高まるなか、「介護している人にホッと一息つける場を」と、西東京市の市民団体「西東京・ワーカーズまちの縁がわ『木・々』」が、その場づくりに取り組んでいる。場となるのは、市内4カ所で展開する「ケアラーズカフェ」。保谷町での開催を覗いてみた。

 

先週木曜日の午後2時30分頃。コミュニティーレストラン「木・々(もく・もく)」(保谷町6の25の1)を訪ねると、すでに場は熱気を帯びていた。

 

午後2時の開会から30分しか経っていないはずだが、全員が打ち解けた様子で、真剣に語り合っている。10人ほどの集まりで、ほぼ半数が、ケアラー(介護をしている人)だ。

 

「『カフェ』は、ケアラーさんと支援スタッフが気軽に集まる場です。初めて見える方は、みなさん、思いをだーっとしゃべり続けますね。それでひとしきり吐き出したら、その後は、ケアラーさん同士の情報交換が始まります」

 

そう話すのは、運営団体代表で、元保谷市議会議員の鈴木美紀さん=写真。4年ほど前に関連講座に参加したのがきっかけで、「カフェ」を始めた。 続ける中では、さまざまな出会いがある。介護のために離職した人、娘に伴われてカフェを訪ねてきた女性、介護者が先に亡くなってしまうケース……。

 

「ケアラーさんが元気になることは、介護される人にとっても良いこと。少しでもケアラーさんの力になれればという思いで続けています」

 

「カフェ」は保谷町のほか、緑町、新町、7月からは田無の、計4カ所で開く。4カ所の運営は人員確保の面などで負担があるが、複数箇所を開くことで、より寄りやすくなればという狙いがある。

 

「各会場とも、月2回のペースで実施しています。ぜひ気軽にいらしてください」と鈴木さん。

 

利用はお茶代100円~(会場で異なる)。

 

なお、同会では、支援スタッフの増員・スキルアップを目的に、7月から10月までの計4回で、傾聴などを学ぶ講座を開く(NPO等企画提案事業)。詳しくは「木・々」(042・425・6800)へ。