志賀泉

たまには宣伝を

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   最近、僕の関わった本が二冊出ましたのでお知らせします。 一冊目は『フクシマ発』(現代書館、1944円)。 福島県に深い関わりを持つ作家 ...

華燭の日

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   明日 、姪の結婚式に出席するため姫路市に行く。姪は薬剤師であり、相手の男性は歯科医。二人は医薬系大学の学生時代に茶道部の仲間だったとい ...

不思議な話

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   この原稿が掲載される頃は初秋だと思うけれど、これを書いている今は夏。ということで、今回は僕が経験したちょっと不思議な話をしてみよう。 ...

軍艦島

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   僕が軍艦島を見たのは二〇〇三年の夏。十年以上前のことだ。軍艦島へ行くには長崎港からフェリーに乗って高島という離島にまず上陸する。高島は ...

南相馬市の球児たち

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   日曜日の朝に、防潮堤の上で海を眺めていた。一昨年の秋のことだ。南相馬市原町区。津波に襲われて海辺の集落がまるごと消滅した。民家の土台は ...

ジュゴンに会いに行く

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   五月の連休に伊勢神宮を参拝し、鳥羽水族館にも足を延ばした。目的はジュゴン。鳥羽水族館は日本で唯一、ジュゴンを飼育している水族館だ。 * ...

水になった村

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   三月末、岐阜県の揖斐川町で「水になった村」というダム湖に沈んでいく村を記録した映画を観た。 日本映像民俗学の会の岐阜大会で僕が出演した ...

ある日、女房が

猫 耳 南 風 太宰治文学賞作家 志賀泉さんコラム   「人生は意外性の連続」と言ったのは誰だったろう。 思い出せないが、確かにそう、と納得しながら日々を送っている。 * * * たとえば、 ...

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