小学生がZoomでホームレスなどを語り合った! 自由学園がWEB公開授業をスタート

全国の小学5、6年生を対象に参加者募集

各地で臨時休校が続くなか、東久留米市にある「自由学園」が、WEB会議サービス「Zoom」を活用して社会問題を校長と語り合うという公開授業「校長と一緒に学ぼう。」をスタートさせました。

「対話」を重視する教育を行っている自由学園らしさが詰まったユニークな授業で、小学5、6年生を対象に、参加者を募集しています。

 

日頃から「対話」を重視した教育

日頃から独自の教育を行っている私立校の自由学園では、中等科・高等科では学園生活自体を「自治」で行うなど、自発性や「考える」ことを重視しています。

臨時休校が続く現在では、Zoomなどを活用して全国・海外にいるクラス生徒全員をネット回線で結び、毎朝8時30分のホームルームから通常通りに授業を行っています。

動画配信やテキスト送付だけでなく、双方向で交流できる場にこだわっています。

 

日本で今どんなことが起こっているの?

5月9日に行われた第1回のWEB公開授業も、そのような教育方針を持つ自由学園らしい内容となりました。

テーマに設定したのは「日本で今どんなことが起こっているの?」。小学高学年生には難度が高いように思えますが、全国から参加した45人の5、6年生たちは、更科幸一男子部校長が投げかける「今、日本で困っている人は?」「困っている人に自分なら何ができる?」といった質問に向き合っていきました。

Zoomを使い、児童らに話しかける更科幸一男子部校長

 

ホームレス支援を続けるNPOの理事も協力参加

この授業では、池袋周辺でホームレスの人たちへの救援活動などをしているNPO法人「TENOHASI」の清野賢司理事も協力参加。豊島区のホームレスの生活の実情などを話す場面もありました。

ホームレスへの支援は更科校長自身も行っていることから、校長からの質問は、「皆にはホームレスの友達はいる?」「自分がホームレスになったら何をしてほしい?」などと、よりホームレスの実態を浮き彫りにしていくものに。

こうした難しい問いかけに対しては、自由学園高等科の生徒も参加して、グループ対話などをしました。

その後、ホームレスの話題をきっかけに、優しい社会をどう作っていくかについて考えを深めていました。

 

次回は、教科別が5/23、「校長と一緒に学ぼう。」は6/27

今後の公開授業でも、このような自由学園の授業スタイルをWEB上で体験することができます。

次回の「校長と一緒に学ぼう。」は6月27日に開催。テーマは「日本で そして世界で今どんなことが起こっているの?」です。

小学5、6年生を対象に、参加申し込みを受け付けています(Zoomを使える環境が必要)。

また、教科ごとのWEB公開授業「まなびは あそび」も予定されています。

5月23日(土)の開催予定で、以下の4講座から1つを選んで参加できます。

◎文字の見えるピラミッドをつくろう(小学4~6年生)

◎空飛ぶ種子の模型をつくろう(小学4~6年生)

◎身近な材料で動物を表現しよう(小学4~6年生)

◎自宅で学びを進めるコツをつかもう(中学生)

いずれも自由学園が実際に行ってきている授業テーマです。

詳しくは自由学園ホームページから。

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