ワルナスビを協働で退治! いこいの森公園で市民が草むしり

繁殖力旺盛で要注意外来生物にもリストアップされている植物「ワルナスビ」が西東京いこいの森公園にはびこっていることから、さる10月1日、西東京市のみどり公園課職員と同市内で活動する市民団体が協働でその抜き取り作業を行いました。

参加した市民は、自然保護活動などを行う6団体から53人と、個人の10人。大型のごみ袋37個分が処分されました。

ワルナスビを除去する市民団体メンバーら=西東京市いこいの森公園で

 

市民団体で実行委員会をつくり、市と協働したもので、参加した「西東京 自然を見つめる会」の中村賢司代表は、

「蔓延していた感じはなくなりました。複数の団体と市の協働で成果が出た、意義ある事例になったと思います」

とコメントしています。

ワルナスビは北アメリカ原産。刺があり有毒なため、家畜も食べず、群生しやすい植物です。春から秋にジャガイモに似た白い花弁の花を咲かせます。

現在では日本各地で生態系破壊の被害が報告されています。

「悪茄子」とも書き、外国でも「悪魔のトマト」などと呼ばれているそうです。

編集部おすすめ

1

二十四節気の清明(4日)、穀雨(19日)とつづく4月は、日の入り時刻も6時台となって、いよいよ陽の気の伸長が実感されるころです。 今月は十二支でいえば辰の月。辰年の辰月で、辰がふたつ重なっています。暦 ...

2

デジタル地域通貨 東村山市内の登録店で電子決済できるデジタル地域通貨「東村山アインPay」が昨年12月25日に始まり、3週間でダウンロード数が1万2000件を超えるなど、予想を上回る好スタートを見せて ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.