ワルナスビを協働で退治! いこいの森公園で市民が草むしり

繁殖力旺盛で要注意外来生物にもリストアップされている植物「ワルナスビ」が西東京いこいの森公園にはびこっていることから、さる10月1日、西東京市のみどり公園課職員と同市内で活動する市民団体が協働でその抜き取り作業を行いました。

参加した市民は、自然保護活動などを行う6団体から53人と、個人の10人。大型のごみ袋37個分が処分されました。

ワルナスビを除去する市民団体メンバーら=西東京市いこいの森公園で

 

市民団体で実行委員会をつくり、市と協働したもので、参加した「西東京 自然を見つめる会」の中村賢司代表は、

「蔓延していた感じはなくなりました。複数の団体と市の協働で成果が出た、意義ある事例になったと思います」

とコメントしています。

ワルナスビは北アメリカ原産。刺があり有毒なため、家畜も食べず、群生しやすい植物です。春から秋にジャガイモに似た白い花弁の花を咲かせます。

現在では日本各地で生態系破壊の被害が報告されています。

「悪茄子」とも書き、外国でも「悪魔のトマト」などと呼ばれているそうです。

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