まるで本物! デジタルで復元したオルセー美術館の名画展 清瀬で

2020年10月3日

清瀬市でオルセー美術館所蔵の印象派の名画が見られる!――最先端デジタル技術で原寸復元された絵画33点を紹介する「リマスターアート®でみるオルセー美術館印象派の名画展」が、10月3日(土)から25日(日)まで、清瀬市郷土博物館で開かれます。

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

公開日前日に、特別に会場の様子を取材させていただきました! まさしく「本物」が並んでいるような展示です。ぜひ、会場の雰囲気など動画でご確認ください。

動画(53秒)

 

ゴッホ、ミレー、ルノワール、ドガなど33点

展示されるのは、オルセー美術館公認の最新デジタル技術で復元された「リマスターアート」の作品です。

「リマスターアート」は久保田巖さん(現・株式会社アルステクネ代表)が開発した超高精細技術で、絵の具の凹凸感や筆さばきなどまで再現することができます。

その質感は、特別展の会場で、ルーペで確認することも可能です。

今回紹介される作品は、ゴッホ「ローヌ川の星降る夜」、ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、モネ「睡蓮 薔薇色のハーモニー」、ドガ「エトワール」など。印象派の巨匠たちの作品が並びます。

会場では、リマスターアートを開発した「アルステクネ」の担当者が常駐し、その技術の紹介や展示作品の解説などもしてくれます。

今回の特別展は、清瀬市制施行50周年を記念してのものです。同博物館では、これまでは清瀬ゆかりの作品を主に紹介してきましたが、50周年ということもあり、スケールを大きくして50周年らしい特別展を企画したとのことです。

担当者は「リマスターアートの作品を他会場で見ましたが、絵筆のタッチが感じられ、近くで見ると迫力があります。清瀬で一級の作品を眺められる滅多にない機会です。ぜひ多くの方にご来場いただきたいです」と話しています。

新型コロナウイルスの影響で海外旅行はもちろん、国内の美術館にも行きにくい状況がある今。身近なところで“名画”に触れてみてはいかがでしょうか?

「ローヌ川の星降る夜」(© Ars Techne Corp. / Musée d’Orsay)

ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」
(© Ars Techne Corp. / Musée d’Orsay)

 

リマスターアート®でみるオルセー美術館印象派の名画展

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

◎10月3日(土)〜25日(日)

◎清瀬市郷土博物館ギャラリー

◎午前9時〜午後5時

◎月曜休館

◎500円(高校生・大学生300円、小中学生100円)

◎042-493-8585

清瀬市(特別展)

特別展チラシ 

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