コロナ禍で増える自宅での「一日葬」

2021年4月6日

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

 

前回、「一日葬」が増えているとご紹介しましたが、今回はさらに踏み込んで実例を紹介します。

「コロナ」の影響で増えているもののもう一つに、「自宅葬」があります。ご葬儀自体が小規模になっていることもあり、少人数のご葬儀をご自宅で行う方が多くなりました。

ご自宅で行うメリットは、実はかなり多いです。

◎会場費がかからない
◎自由度が高い
◎心ゆくまでゆっくりお別れできる  

さらに今なら「コロナ」の感染リスクが低いという面も見逃せません。  

また、「大好きだった家から送り出す」ということで、家族の納得につながるという面も大きいです。

自宅での祭壇の実例

実例紹介 施行料も

2月に三鷹市で行った実例を紹介しましょう。

「コロナなので、遠方の親族は呼ばない」「愛着のあるこの家で送ってあげたい」ということから、ご家族5人での自宅葬となりました。

「小さくても花祭壇を」とのご要望でしたので、当社の35万円プランをお選びいただき、上写真のような祭壇を作らせていただきました。

お料理はご自分たちでなさるとのことで、出費はなし。弔問客もいないので、返礼品などもありません。かかったのは火葬料の5万9000円と、ドライアイス代などだけで、ご葬儀・火葬の合計で49万3900円(税込)と、50万円を下回る額で納得のご葬儀ができました。

今、ご葬儀のあり方がどんどん変わっています。業者任せにせず、どんなことができるのか、情報収集しておくことをお勧めします。

奥野式典では無料でご相談に応じていますので、ぜひお気軽にご予約ください。

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

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