新1年生を「桜の絵」で歓迎! 向台小

桜の開花が早く、入学式には散ってしまっていた今年。「せめて桜の『絵』の前で記念写真を撮ってほしい」と、上級生たちが桜の絵を描いて新1年生を歓迎するという取り組みが、西東京市向台小学校で行われました。

桜の絵を描いたのは、4〜6年生。4・5年生は水彩、6年生はパステルによる絵で、一人1枚を描き、計479枚が体育館の壁面いっぱいに飾られました。

上級生が描いた桜の絵を眺める新1年生

 

5月20日の2時間目の授業では、1年1組の32人(全員で33人、当日1人欠席)が桜の絵と初対面。児童たちは興奮した面持ちで、右へ左へと、“桜並木”を走り回っていました。

担任の今村久美子教諭が「気に入った絵があったら教えてください!」と呼びかけると、児童たちは次々に挙手し「この絵がカラフルで好き!」「桜だけでなく、空と雲が描かれていてきれい」などと感想を口にしていました。

1年1組の授業の様子

体育館の壁面いっぱいに桜の絵が貼られた。喜んで眺める新1年生たち

 

企画したのは、図工を教えている中司憲作教諭。中司教諭はご自身の子どもが新一年生とのことで、入学式の際に桜が散っていたことを親として寂しく思っていたとのこと。

たまたま図工の授業で桜の作画に取り組んでいたことから、「これだけたくさんの“桜”があるなら、一堂に飾ったら喜ばれるのではないかな」と思いつき、1年生の教諭等に相談したところ、快諾を得たとのことです。

中司教諭の思いは実現し、1年1組の授業でも、桜の絵をバックに全員で記念撮影をしていました。

2019/3/20

向台小に鷹匠がやってきた! 3年生が「鳥と人の信頼関係」学ぶ

西東京市立向台小学校で、3年生の地域学習の一端として、地域で動物の取扱をしている菅原崇文さん(同校卒業生の保護者)、町田大輔さんと、保護者によるオヤジの会の協力で、鷹匠の技のデモンストレーションが12日に実施されました。   鷹匠のデモンストレーションをして見せる菅原崇文さん 鷹匠とは江戸時代の職名で、主君の鷹の飼養や訓練など、鷹狩の一切を担った鷹使いのことです。 今回は菅原さんの師匠である現役鷹匠の澤田政弘さんたちの協力もあり、ミミズク、ハヤブサなどの猛禽類11種12羽がそろいました。 澤田さ ...

ReadMore

2018/9/5

夏休み中にひそかに制作 向台小のトイレドアにムサビ生が絵付け

児童のいない夏休みを利用し、西東京市向台小学校で、人知れず善意の制作が行われました。 手弁当で作業に当たったのは、武蔵野美術大学生5人と女子美術大学生1人。制作したのは、同校の各階のトイレの扉です。 老朽化していた扉を一人1枚ずつ担当し、個性ある6作品を仕上げました。   「公共の場」に絵を描けるなんて 暑い盛りの制作で、大型扇風機をフル回転させるなど現場は苦労の連続。ペンキで描きましたが、「乾きやすくて、油絵や水彩とは勝手が違った」の声も聞かれました。 それでも学生たちにとっては、自分の作品を ...

ReadMore

2018/4/12

各校で入学式「今日から仲間だね」

新年度が始まり、各校で、入学式が行われました。 西東京市の小学校では、さる6日(金)に実施。向台小学校では新児童178人が入学し、全校児童数932人というマンモス校となりました。 普段から学年間の交流を深めている同校では、新1年生を新6年生が各教室に案内する場面などが見られました。   同校の山縣弘典校長は、「地域とのかかわりを深めながら、『子どものために』を最優先に、学校経営を推し進めていきたい」と新年度の抱負を口にしていました。

ReadMore

編集部おすすめ

1

二十四節気の清明(4日)、穀雨(19日)とつづく4月は、日の入り時刻も6時台となって、いよいよ陽の気の伸長が実感されるころです。 今月は十二支でいえば辰の月。辰年の辰月で、辰がふたつ重なっています。暦 ...

2

デジタル地域通貨 東村山市内の登録店で電子決済できるデジタル地域通貨「東村山アインPay」が昨年12月25日に始まり、3週間でダウンロード数が1万2000件を超えるなど、予想を上回る好スタートを見せて ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.