昆虫図鑑のイラストなどで実績が豊富なサイエンスイラストレーター・中西章さんの作品を中心に紹介する春の特別企画展「昆虫細密画の世界―中西章作品展」が25日㈯から5月7日㈰まで多摩六都科学館で開かれる。
中西さんは現在の武蔵野美術大学油絵科に入学後、出版美術の仕事に携わり、昆虫、植物、哺乳類、恐竜などの原画制作にいそしんできた。現在のような撮影・編集技術がなかった一昔前は、人の手による細密画が図鑑などで重宝されたという。今回の企画展では、第一線で活躍してきた中西さんの作品の魅力に迫る。
入館料520円(高校生以下210円、3歳以下無料)。期間中、4月10日㈪~13日㈭、17日㈪、24日㈪、5月1日㈪、2日㈫は休館。ほかに閉場日あり。
詳しくは同館(☎042・469・6100)へ。