2024年9月の運勢は…？九星気学で鑑定

暦（毎年、秋口になると書店やスーパーの雑誌売り場などで売り出される冊子）には九星はもちろん、二十四節気や節句などが記されていて、ながめているだけで季節の移り変わりが感じられて楽しめます。

さて、今月9月は、十二支では「酉」の月。毎月の十二支はそれぞれ決まっていて、9月はどの年も酉の月となります。

このことから、まず、運勢的に9月は生まれ星のいかんにかかわらず、誰にとっても「酉」が大きく作用する月である、ということが分かります。月運鑑定においては、この点はひとつのポイントになります。特に十二支は人の健康運に影響する、というあたりも着眼点です。

すると、今月は誰しも「酉」があらわす疾患（口中や肺の不調）に要注意、という判断が導きだされます。ドラッグストアでは、歯周炎、口内炎などの薬がいつもより売れるかもしれません。

これは暦の読み方の基本であり、シンプルな占い法のタネ明かし（!?）ともいえますね。

「酉」という字は、もともと「酒だる」をあらわしています。昔の人たちは実りの秋、収穫した穀物で酒をつくり、神さまにお供えをしました。酒は浄めにも強い力を発揮する神の喜ぶもの。

酉の方＝西方位。九星では七赤金星があてられています。七赤金星といえば口であり、飲食の楽しみであり、お金の喜びでもあります。

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今月、西側に張り出しのある家に住んでいる方は、金運に恵まれる確率が高くなります。それ以外の方も、家の西側をきれいに掃除、整理整頓して、17日の十五夜には月見酒を楽しみつつ、収穫の秋に感謝をしたいものです。

そして、日ごろ特に自覚症状のない方も、9月といったら歯や口中の健康に注意を向けて、専門家にチェックしてもらうことも大切でしょう。

（※上記の生年表は西暦で記載しています。２桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。１月１日から２月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります）

[九星別運勢]

一白水星

状況の変化はいい兆し。有力者の応援もあり、積極策で前進。

上司、先輩とはいい関係が築けて、大きい仕事とも縁ができそう。カタい仕事で、頑張り甲斐がある。ただし、古い話の再燃や昔の知人からきた話はよくない。生活のちょっとした改善改革を思いついたら実行するのはいいけれど、家族や周囲の人たちとの相談が必要。日頃の行い次第では、思わぬ金運がある。

二黒土星

華やいだ場所で運命の出会いか。ハデ目のお洒落でアピールを。

仕事も遊びも多忙で、気分が高揚する月。各種会合やセミナーには、積極的に出席したい。目からウロコ、の体験をするかもしれない。いつも地味目の装いの人は、思いきった服やヘアメイクにチャレンジすることで、運気も盛りあがる。知的好奇心が刺激されるような場所には特にツキがあり、そういうところでの出会いもまた格別。

三碧木星　

物思いの秋。深刻になりすぎず一休み。恋に逃避するのは凶。

活動的だった先月の疲れもでて、気力低下。公私とも、なんとなく行き詰まり感に悩まされそう。こういう時に危ないのは恋愛問題。今月はふと恋に落ちやすい時ながら、その出会いは、これからの運勢にも傷をつけかねない。今、状況は思っているほど悪くはない。滝、川など水辺が今月のパワースポット。気楽にひとり旅などいかが。

四緑木星

やる気スイッチオン。あきらめない心で、敗者復活戦も有望。

気力充実、ひらめきにも冴え。頑張れば頑張っただけの結果がでる時だから、万事、じっくり腰をすえて取り組んで。ただし、結果がでるのはやや遅いから、焦りは禁物。目上の人の何気ない言葉にヒント。やめていた趣味や資格試験にもう一度チャレンジ、という選択もいい。お洒落して華やいだ場所に出かければ、新たな自分が輝きだす。

五黄土星

ゴタゴタ多く、泣き面に蜂。万事安全第一、火の元もご用心。

元気はよくても出鼻をくじかれ、物事裏目にでやすい低調運。人の悩み事には深入りせず、良さげな話にもとびつかず、と肝に銘じて。むろん、お金の話もすべてダメ。時しも9月1日は防災の日、これを機に今月は人生全般の防災ということを考えてみて。よくも悪くも豪胆な五黄土星、危機管理も抜かりなく決めたい。

六白金星

いい流れ。マイペースで恋も仕事も快調。新しい情報に注目。

持ち前のリーダーシップが自然に発揮されて、協力者が大勢ついてきてくれる。まず、そのことに感謝して、小さい声も聞きもらさないように。旧友、年配者から、思いがけない助けを受けることもありそう。婚活中の人は、いい線を狙えるチャンス。思いきって接近して結婚に一直線、も夢ではない。

七赤金星　

自分らしさで勝負して、主張は通りやすい。特技発表もいい。

笑顔とトークで場を盛りあげるのは、七赤金星の得意技。それはいいとして、周囲はイケイケムードだから、のせられて暴走したり、つまらないウワサ話に巻きこまれたりしないように。つねに冷静であることを心がけつつ、自分を上手にうちだして。少々の無理は聞いてもらえるはず。旧友が力になってくれる。

八白土星　

万事、相手方に問題あり。臨機応変に、次の一手を考えて。

先月来の流れにストップがかかった感じ。商談も人間関係も、こちらが働きかけても相手にトラブルが発生しているなど、とかくスムーズにいかない。一方、相手方から働きかけてくることは好調。待てば海路の日和あり、の心境でゆったり構えつつ、頭を柔軟にして「次の一手」を考えて！気持ちのよい風の吹きぬける公園などで一休みしながら。

九紫火星　

金運危うし。悪友や夜の繁華街に注意。遠来の客は強い味方。

日頃はてきぱきと動く九紫火星なのに、今月はなぜかダラダラとして、気が重い。そのくせ、町や盛り場のようなところに足が向きやすく、散財をしたり、物を落としたりも。体調も今イチだから、仕事は無理せず、いつも通りのことを丁寧にこなすことを心がけて。遠方の事柄で楽しいことがありそう。遠く離れた友人に連絡をしてみては。