所沢駅周辺が一大ショッピングエリアに
所沢駅西口と直結する形で建設された大型ショッピング施設「エミテラス所沢」。
9月24日(火)のオープンを前に、18日(水)、メディア向けの内覧会が開かれた。
株式会社西武リアルティソリューションズと住友商事株式会社によって開発された「エミテラス所沢」は、総店舗数142店舗、フードホール約1000席、シネマは12スクリーン(1872席)、駐車場約1700台分、などの規模で、オープン前から周囲の関心を集めている。
メインエントランスへは、所沢駅改札を出て、西武所沢S.C.を通過するというルートが用意されており、同S.C.、駅構内のグランエミオ所沢との一体感が感じられる。ショッピングが楽しいエリアとなりそうだ。
1階には大型フードホール
地上7階のうち、5~7階は駐車場エリアで、1~4階が商業施設。
1階には、大規模フードホールがあり、西武鉄道沿線初出店の店として、「海南鶏飯食堂」「ロックスハンバーグ」「千駄木腰塚Dish up!」「妻家房 SAIKABO」「本多麺業 by 麺処ほん田」「カリー&焼きたてナン AMARA」「梅欄」「秩父名物豚味噌丼 ちんばた」「一〇八抹茶茶廊」「GODIVA dessert」「YANAKA COFFEE」「魚の北辰」などがある。
4階は眺望抜群のフードエリアと、シネマ
フードエリアは4階にもあり、こちらは眺望にも優れる。4階の飲食店は、すべて西武鉄道沿線初出店。「テラスビュッフェ TABLE」「五穀」「お好み・もんじゃ 清十郎」「がってんカルビ」「宇和島グルメ寿司 すしえもん」「SALVATORE CUOMO Cafē」「しゃぶしゃぶ但馬屋」がある。
なお、4階には、シネマコンプレックス「T・ジョイ エミテラス所沢」もある。12スクリーン・総1872席の規模。12のスクリーンには特徴があり、最新鋭テクノロジーの「IMAXⓇレーザー」や立体音響技術「Dolby AtmosⓇ」を配したシアターなどがある。また、座席も、エグゼクティブシートやペアシートなどの用意もある(一部のシアターに限る)。
ちなみに、オープン時点では、「スオミの話をしよう」「わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」「トランスフォーマー/ONE」「Live&Documentary Movie~i☆Ris on STAGE~」「劇場版『オーバーロード』聖王国編」が上映予定。
吹き抜けのイベントエリアも
主にショッピング・サービスエリアとなる2階・3階には、吹き抜け空間の635平方メートルの広々した「TOKOROZAWA e-CUBE」もある。国内の商業施設では最大級という547インチの大型LEDビジョンがあり、パブリックビューイングやe-スポーツのイベントなどが展開される見込み。
内覧会では、手持ちのスマートフォンと連動させて大型ビジョン内で花火を打ち上げられるというイベントが実施され、映像の美しさや参加型企画のユニークさに、報道陣から驚きの声も上がった。
リアルタイム情報を各所で表示
最新の施設らしく、DXやAIも活用されており、特に、各所に配された「トイレ・授乳ブース・ベビーカートの利用状況」をリアルタイムに表示する機能は利便性が高そう。
また、駐車場でも、出口ごとの予測出庫時間が表示される仕組みがあり、混雑緩和に役立ちそうだ。
地域のレガシーをシンボルに
なお、この施設は、かつて西武鉄道の車両工場があった場所に建設されており、そのレガシーとして、1階エスカレーター横に電車車両の一部が展示されているなど、ユニークな展示もある(2000系運転用シミュレータ)。
外部には、当時利用されていた「引き込み線」や、かつて西武鉄道山口線で運行されていた、通称「おとぎ電車」の展示もある(※おとぎ電車はオープン後の設置予定)。
オープンは午前10時。各店でセールなど企画
キーテナントは、サミットストア、niko and ...、ユニクロ、H&M、ドットエスティ、アクタス、スポーツデポ、ジュンク堂書店、ノジマ、アカチャンホンポ、T・ジョイ エミテラス所沢、namco。
そのほかのテナントについては、すでに公開されている「エミテラス所沢」のホームページご参照を。
なお、ショップクーポンなどが得られる「エミテラス&グランエミオ 所沢」アプリの提供も始まっている。
オープンは9月24日(火)、午前10時。各店でさまざまにオープン記念企画(セール等)が予定されている。