乗り合い「くるぶー」発車 東久留米市

2020年3月15日

事前登録・予約制の「デマンド型交通」

東久留米市では、2020年3月16日から、デマンド型交通「くるぶー」を運行します。

「くるぶー」は9人乗りのワンボックスカーです。利用は事前登録制で、乗りたいときに電話予約をします。同じ時間帯に別の予約者がいた場合、同乗することになります。

なお、乗降先は、自宅と、約30カ所の公共施設・医療機関等となります。

運行開始に先駆けて、3月10日に市役所前で、運行する3台の「くるぶー」のお披露目がされました。

車内の雰囲気など、動画でご確認ください。担当職員からの説明もいただいています。

動画(1分13秒)

 

1人での乗車は500円

このサービスの導入の目的は、いわゆる「交通弱者」の移動を支援するというものです。

そのため、利用登録ができるのは、(市内在住の)◎70歳以上、◎妊婦、◎3歳までの幼児、となっています。

3月10日の時点では、約1700人が事前登録をしているとのことでした。

なお、利用の際は、同一世帯の人などは一緒に乗車することができます。例えば、同居している方なら、登録している70歳の母と未登録の40歳の娘が同乗できます。

気になる乗車料ですが、1人で乗車の場合は1回500円です。小学生以下は無料。2人以上で利用する場合は1回300円になります。

例えば、上記の70歳・40歳の同乗のケースの場合、それぞれ300円ずつで合計600円の乗車料となります。

 

都市部では珍しいスタイル

都内のほとんどの自治体がコミュニティバスを走らせるなか、未導入の東久留米市では、長期にわたって、公共交通の導入が行政課題となっていました。

今回、東久留米市がデマンド型交通を選択した理由には、財政上の負担や、周辺道路の狭さなどが挙げられます。多くの自治体ではコミュニティバスを赤字で運行している実情があり、小回りのきくワンボックスカーを柔軟に走らせるデマンド型交通は現実的な方策といえるかもしれません。

もっとも、他自治体の先行例では、デマンド型交通を導入しているのは比較的人口密度の低い地域が多く、東久留米市のような都市部では珍しい運行となります。

11万6000人の人口に対して3台の運行で十分かどうかなど、しばらくは手探りの運行となりそうです。

なお、「くるぶー」の名称は、市民公募で選出されました。「車」「来る」を掛け合わせ、市民から親しまれるような名称にしたとのことです。

(関連ページ:「くるぶー名称決定」http://www.city.higashikurume.lg.jp/topics/1013963.html

【リンク】

東久留米市 くるぶー https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kurashi/1014874/1014644.html

 

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