マイナンバーカードの申請サポートに各市本腰 小平市は申請代行まで

2022年1月18日

お得キャンペーンで関心高まるマイナンバーカード

マイナンバーカードの取得者に5000円分のマイナポイントを付与する事業の第2弾がスタートしたのを受け、各市とも申請のサポート体制を整えている。特に小平市は、専用ブースを設けて無料で顔写真を撮影するなど、取り組みが精力的だ。

マイナンバーカードの普及はデジタル化の中で重要視されており、国は来年3月末までにほぼ全ての国民に交付することを目指している。

カード自体の利用用途としては、健康保険証や本人確認書類、多くの自治体ではコンビニエンスストアでの住民票の写し等の取得も可能にしている。運転免許証との一体化も計画され、今後、民間サービスも含めて用途は拡大する見込みだ。

ただ、普及の障壁となっているのが申請の手続き。インターネットなら比較的容易だが、申請書類を郵送する場合は、用紙への記入や写真の用意などの必要がある。

市役所5階に設置したマイナンバーカード申請の専用ブースで申請者の顔写真を撮影する職員(左)

 

小平市は撮影や申請代行まで

そうした事情を受け小平市では、昨秋に申請の専用ブースを庁舎5階に設置。写真撮影を無料で行うほか、予約者には申請書をあらかじめ用意し、短時間で申請できるサポートを行っている。また、2月からは予約制の「出張申請サポート」も行う予定だ。

「小平市の交付率は昨年11月時点で42%。2月からコンビニでの各種証明書取得も可能になるので、さらに増やしていきたいです」と同市市民課。

なお、各市の専用ダイヤルは以下の通り。

小平市市民課
☎042・346・9841

西東京市市民課
☎042・460・9845

東久留米市市民課
☎0120・0178・33

編集部おすすめ

1

二十四節気の清明(4日)、穀雨(19日)とつづく4月は、日の入り時刻も6時台となって、いよいよ陽の気の伸長が実感されるころです。 今月は十二支でいえば辰の月。辰年の辰月で、辰がふたつ重なっています。暦 ...

2

デジタル地域通貨 東村山市内の登録店で電子決済できるデジタル地域通貨「東村山アインPay」が昨年12月25日に始まり、3週間でダウンロード数が1万2000件を超えるなど、予想を上回る好スタートを見せて ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.