2022年2月の運勢は…?九星気学で鑑定

二十四節気の立春を迎える2月は、九星気学など東洋の占いでは1年の起点となる特別な月。1年は立春から始まり、翌年の節分で終わるのです。

つまり、今年の立春から来年の節分までに生まれた方は、「令和4年生まれ=五黄土星・寅年」であり、今年の1月から今年の節分までに生まれた方は、前年の「令和3年生まれ=六白金星・丑年」ということです。

この点は、鑑定の場合、特に重要なことですが、ここで、もうひとつ大切なことがあります。

それは、母胎に宿っていた期間(胎年)の星の影響ということです。

2月生まれ、3月生まれの方は胎年が前年にかかる期間が長いため、特に前年の星の影響を強く受けることになります。このような生まれの方を「二年児(にねんご)」といって、鑑定に当たっては、性格も運勢も胎年、つまり前年の星を加味して考えないと判断を誤ることにもなります。

 

たとえば、今年の2月10日生まれの方は、本命星五黄土星ではありますが、胎年のほとんどは前年の六白金星です。したがって、この方は六白金星の性格をも多くもちあわせている、という判断になります。

2月生まれ、3月生まれの方は前年の星について知ることで、自分の性格や運勢について、より適確に判断することができます。

* * *

今月はどの本命星の方も、耳や鼻を痛めないようにご用心。日ごろから耳鼻科に不調のある方は、悪化しないよう十分なケアを心がけてください。 

 

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年

二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年

三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年

四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年

五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年

六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、

七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年

八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年

九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年

(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

 

[九星別運勢]

一白水星

広い人脈を生かして商才が光る。万事時間はかかるが結果は吉。

物事まとまりやすく、最後のひと押しが効く。焦らず粘り腰でいけば、膠着状態だった事柄もスッと動く時がくる。人間関係は多彩なだけに、注意も必要。持ち前の鋭い洞察力で相手をよく吟味して。ちょっとずるい人や危険な異性の影もちらり。生涯の伴侶探しは来年まで待ってほしい。

 

二黒土星

まずは本業に集中を。こじれた問題の対応は来月まで待って。

自身、集中力不足の上に、なにかとゴタゴタのおきやすい時。旧い知人からの依頼事は安易に引き受けてはいけない。今年は来月以降、徐々に運気が上昇していくから、今月は何事も静観しているのが賢い。体調の変化に気をつけて、不調があったら早目に完治させること。放置しておくと慢性化しやすい。

 

三碧木星 

自慢は知恵の行き止まり。大きい態度で敵を作らないように。

今月の鍵は年長者、それもなんらかの意味で実力者。そうした人たちの協力を得ることで、先月来の勢いを本年1年の盛運へとつなげていくことができる。得意の弁舌で相手をやりこめるようなことをしては損。一方、周囲はなんとなく華やいだ雰囲気。美しいものに縁があり、生花店や美術会場では思わぬ気づきもありそう。

 

四緑木星

賑やかな対人関係がツキを呼び込む。趣味と実益の両立も。

人間関係は先月とは打って変わって、いい感じ。相変わらずのオンライン交流でも、新しいアイディアが生まれたり、時には恋が芽生えたり。本気でパートナー募集中の人は、この機をとらえたい。趣味や楽しみのために出費は増加傾向だけれど、いよいよ始動する好運年の足音はもう聞こえている。

 

五黄土星

チャレンジ精神がめらめら。これを吉とする鍵は身内の協力。

周囲の状況に変化の波が押しよせて、選択と決断を迫られることが多発。と、ここが思案のしどころ。往々にして独断に走ることも多い五黄、今月はぜひとも身内や知友の意見を聞いてほしい。話し合いの中から、いい道筋が見えてくるはず。古い資料の整理整頓と見なおしをすることも、同様の効果がある。

 

六白金星

賑やかな人間関係にお疲れ気味。税金問題、駐車違反もご用心。

はた目には好調そうに見えるものの、気苦労多く、神経がまいりそう。一方、懸賞や商店のクジに当たるなど、ちょこっとラッキーも。でも、それで気をよくして大モノ狙いをすればドツボにはまる。今月のケンカは、今後の運勢の大きなマイナスとなる。自分が正しいと思っても、争い事は避けるが一番。

 

七赤金星 

おうち時間の充実でオンライン生活も活況。秘密は他言無用。

七赤の人がもつウェットな側面が引き出される時。落ちこみに気をつければ大過なく、そこそこ無難にいける。家でできる趣味のある人はラッキー、大いに成果があがるはず。仲良しとのラインでも、余分なことを言わないように。今月は、電波にのった情報が広範囲に拡散し、吉凶ともに意外な結果を招くことになる。

 

八白土星 

目ざすは明鏡止水の心境。誘惑、雑音から離れ、本業に集中を。

人からよさそうな話を持ちこまれて乗り気になったり、自分でも現実的でないことを思いついたり。何やら周囲がザワついて、自分のやる気も空回り気味。今月でてくる話はどれもよくないから、わき見をしないで、従来の仕事に専念して。一人の時間を見つけて、じっくり自分の心を見つめることも大切。

 

九紫火星 

周囲からも一目置かれて出足は快調。元気な仲間も強い味方。

今までの努力がまわりの皆にも認められて、いよいよ実力発揮の勝負時。しかし、気分は少々前のめり。ここで功を焦って、独断で進むと残念なことになりかねない。若い仲間とも年長者とも、いい協力関係を築けば結果は自然に整っていく。服装にも持ち前のセンスを光らせれば、さらに衆目を集めて人気者になる。

 

野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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