錦絵 「桜が彩る 東京風景」展  ガスミュージアムで3月まで

小平市にある「GAS MUSEUM がす資料館」で、企画展「桜が彩る 東京風景」展が、昨日1日から開かれている。3月27日㈰まで。

日本人が愛し続けてきた桜は、明治時代には文明開化を彩る花として、街に広がったという。銀座煉瓦街の街路樹の桜など、東京の名所で桜が咲き誇り、その姿は錦絵にも多数描かれてきた。

東京滑稽名所 墨田堤の満花 歌川広重(三代) 明治16年(1883) ※個人蔵

 

この企画展では、そうした作品を一堂に展示。隅田川の八重桜や浅草十二階・凌雲閣を題材にした作品のほか、羽目を外して周りに迷惑をかける男の姿=上画像=など、当時の人々の様子を描いた作品が並ぶ。

入場無料だが、新型コロナウイルスの感染予防として入場制限を行う場合がある。また、感染状況次第で会期変更の可能性も。ご留意を。

午前10時から午後5時まで。月曜休館、3月21日㈪㈷は開館し、翌22日㈫に休館する。詳しくは、同館(☎042・342・1715)へ。

ガスミュージアム 企画展「桜が彩る 東京風景」展

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