2020年12月の運勢は…? 九星気学で鑑定 

世界中が新型コロナウィルス禍に右往左往しているうちに、今年も納めの月となりました。例年ならば、クリスマスや忘年会で盛りあがる時なのですが―。

暦を見ると、今年は「七赤金星(しちせききんせい)」が中宮に回って、これは人体にとれば「肺」をあらわしています。結果判断ではありますが、「肺」→「肺炎」ということが、ひとつのポイントとも読めます。

すると、来年は? 七赤金星は北西に回って「暗剣殺(あんけんさつ)」という凶神をもち、来年の支配星・六白金星(ろっぱくきんせい)も、やはり「肺」をあらわしています。となると、コロナ禍は来年にかけても甘い判断はできない、ということに。

今春、疫病封じにご利益のあるというお江戸の妖怪「アマビエさま」が登場しました。事態切迫のなかにも、なんとはなしにクスっとしたくなるような、人間の遊び心が感じられます。来たる年は、アマビエさまの一層の活躍に期待したいところですね。

今月は子(ね)の年、子(ね)の月となりますから、二重に北(一白水星)象意の現象に要注意。ズバリ感染性の疾患ということで、どの本命星の方も「うつらない、うつさない」を心がけて、体を冷やさず、体力の温存に努めてください。

 

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年

(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

 

[九星別運勢]

一白水星 

オンライン活用の出会いも合縁奇縁。壊れた関係の修復も可。

コロナ下でも気分は上向き。

外出を控えるかわりにラインなどでこまめに連絡をとることで、いい風が吹いてくる。

本業は、目のつけ所をちょっと変えて、新鮮味のあるやり方をみつけたい。

ただし、今は知恵を絞ってお金は遣わず。

男女関係は伸展早い。吉となるか凶となるかは、状況次第。

 

二黒土星 

物事裏目に出やすく判断ミスも。羊頭狗肉の上げ底にご用心。

一見よさそうなことが目白押しで、自分でもついその気になってしまう。

でも、内実は意外につまらない。

対人関係では、失言をしたり感情的になったり、とかく自分から雰囲気を悪くすることが多い。

仕事を辞めたり、パートナーと別れたくなる時だけれど、ここは我慢のしどころ。

早まってはいけない。

 

三碧木星 

早起きは三文の得。朝の一仕事が、ツキのリズムを呼び込む。

何もしないでいると沈滞ムードが続きそう。

特に朝寝坊の人は、早起きの習慣をつけてみて。
三碧本来の活力が戻ってくるはず。

また、何か新しい生活習慣を身につけることもマンネリ打破に有効。

手と足を痛めないように注意して、ネイルケアや足のマッサージをしたら、靴の手入れもお忘れなく。

 

四緑木星 

自然体で実力発揮。問題にも片がつき、縁談、商談とも有望。

先月とはうって変わって、のびのび気分で好調。

でしゃばらず、周囲と歩調を合わせるという四緑の徳分が生きて、交渉事もスムーズにいく。

来年からの好運期に備えて、やりかけの仕事や、対人関係のゴタゴタなどは是非片づけておきたい。

特に異性問題は、スッキリさせておかないと今後の運気がもたつく。

 

五黄土星 

気分は前のめりで、行動は滑りがち。荷物を持ちすぎないで。

周囲にゴタゴタ多く、雑用にも悩まされる。

やる気があるだけに、あれもこれもと手をつけてしまうと失敗する。
仕事は本来の道ひとつに絞って、余暇は心身を休めることを心がけて。

人のお世話に奔走したり、大勢の席にでると、運命の糸がヘンにもつれてくる。シンプルな生活を保つことが無難な年末。

 

六白金星

積極的に出会いを求めて開運。東奔西走もオンライン活用で。

交渉事も快調なら、年長者の覚えもめでたい時。

せっかくのクリスマスや年末の行事はIT、郵便と、新旧総動員で連絡網をフル活用。

人のお世話もできる限りしてあげて。
遠方からのニュースに注目、自分には関係ないと思わないこと。
よさそうな縁談にはしっかりと食いつくことが大切。

 

七赤金星 

輝くオーラは、吉にも凶にも。ダイヤモンド富士を見て開運。

明るい七赤の存在感にひきつけられて、多くの人が近づいてきそう。

なかには下心あり、の人もいるから、調子にのってはいけない。

人によっては金運もあるけれど、それ以上のお金が出ていく危険も。

パワースポットはズバリ、冬至前後日没の富士見テラス(東久留米駅)。感染対策をしっかりして、出かけてみては。

 

八白土星

運気は充実。締めの仕事をキッチリ決めたら、幸先もいい。

強気で押し通る時。とはいえ、やはりコロナはネック。

初めての年末、会食は控えて、公私とも、手をつけている仕事の片をつけることに専念して。

また、金銭面はシビアに当たらないと、来年は少々金詰まりの危険も。

今月はつい気が大きくなりがちだけれど、思いきった投資、融資、無駄遣いにも気をつけて。

 

九紫火星 

賑わいの場には危険がいっぱい。対人トラブル、詐欺にも注意。

華やかな席の似合う九紫にとってはつらい年末。
せっかくのパーティもお流れに。

でも今月は外出不可でむしろ幸い。
運気はそれほど低調。

よさげな話は、すべて怪しい。
コロナも詐欺も、まったく他人事じゃないって!

ネット配信の除夜の鐘を聴いて、緩んだ気分を締め直そう。


[鑑定家]

野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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