歌う公務員・Big 市川さんがCDアルバム コロナ禍で「生きる希望伝えたい」

2021年4月21日

地域の魅力を伝える曲を数々作り、歌ってきた小平市職員の市川裕之さんが、4月25日に、全7曲を収録した音楽アルバム「Φ(ファイ)」を発売します。
テレビドラマ「北の国から」の演奏などで知られるギタリスト・坂元昭二さんらが制作に協力しています。
コロナ禍で沈みがちな雰囲気のなか、「前を向いていこう!」と希望が込められた作品になっています。

市川さんにインタビューをしました。約9分の動画にまとめています(冒頭に市川さんからのコメント。後半にインタビュー。BGMは市川さんの歌)。
動画のラストには、プロモーションビデオを入れています。
このビデオ、なんと撮影したのは、市川さんの次男の虹響(こうき)さん。そして、出演しているモデルさんは、芸能活動をしているという市川さんの次女・春鈴(あつり)さんです。

ぜひご覧ください。

動画(8分54秒)


 

「誰もが不安なときこそ、『言葉の力』が大事」

市川さんは、本業の傍ら、同市のマスコットキャラクター「ぶるべー」のテーマ曲「サンバDEぶるべー」を作るなど、音楽で地域を盛り上げてきました。
地域のイベントで自作を披露することも多く、「歌う公務員」として親しまれています。

本業と切り分けるため――というわけでもないですが、音楽活動のときは「Big市川」と名乗っており、FM西東京やFMひがしくるめでもパーソナリティーを務めてきています。

そんな市川さんがCDアルバムを作るのは、プロを目指していた20代の頃以来の22年ぶりとのこと。
市職員になってからはアルバム制作などは無縁のものと割り切っていたが、昨年のコロナ禍で、大きな心境の変化があったそうです。

「コミュニケーションも取れず、不安感が増す中で、自分も含めて、苦しむ人が周りにたくさんいました。そんななかで思ったのは、こういうときこそ『言葉の力』が大事だということ。
それから、この間のさまざまな感情を書き留めておきたい思いもありました」
と市川さんは話します。

アルバム「∮(ファイ)」

 

バラエティある7曲を収録 歌い方も多彩に

今回のアルバムのタイトルは「Φ(ファイ)」。
数学の空集合を意味する言葉で、「答えがないなかで、どう未来を見つめていくか」という思いを込め、命名したそうです。

7曲が収録されており、全て市川さん作詞作曲のオリジナル。まっすぐなラブソングあり、クスッと笑えるコミックソングありと、バラエティ豊かなアルバムに仕上がっています。
もちろん、「黄昏学園坂パンク」など地域を歌った曲も。

市川さんの歌声も、時に甘く伸びやかに、時におどけた雰囲気でと、多彩です。

特筆すべきなのは、制作をサポートした面々。
プロデュースは、さだまさしさんのコンサートを何千回と支え、「北の国から」の演奏で知られる坂元昭二さん。
さらに、デビュー前の星野源さんを支えたパーカッショニスト・山本恭久さんらが協力しています。

 「『ここまでやるのか!』と驚くほど、細かいところまで曲を磨いてくれました。一つ一つの音が丁寧に伝わるような仕上がりになっています」
と市川さんは感謝を口にします。

そのほか、同じく同市職員の根岸玄さんがベースを担当。
また、小平市に暮らすアイリッシュ・ハーピストの田中麻里さん、同じく同市在住の写真家・本多晃子さん、ハモンドオルガンの徳田真由美さんらが協力参加しました。

「皆さん『コロナ』で大変な思いをされていると思いますが、『みんなで未来を作っていこうぜ』という勢いのある曲がそろっています。ぜひお聞きいただければ」
と市川さん。

アルバム「Φ」は2,000円。

収録曲は
1、ダイヤモンドリリー
2、おはようの詩
3、黄昏学園坂パンク
4、青二才
5、食べることこそ我が人生
6、オクトーバーに逢いましょう(小平オクトーバーフェスト イメージソング)
7、Φ(ファイ)

島村楽器立川店・イオンモールむさし村山店(非常事態宣言解除後〜)・新宿PePe店(同)、くるみ屋(同)、タコスメルカド(5/9まで)、ローリングビーンズ(5/12から)、デジタルコンテンツ販売「BASE」(ONE-TWO Label)などで販売。

なお、収益が生じた場合は、しかるべき所に寄付するとのことです。

詳しくは市川さん(hiro1gon@i.softbank.jp)へ。

 * * *

市川さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「TWO―WHO Night!」がFMひがしくるめ(85.4MHz)で第4金曜・午後8時から放送中。

編集部おすすめ

1

二十四節気の立夏(5日)、小満(21日)とつづく5月は、いよいよ風薫る初夏。陽光に映える木々の緑がひときわ鮮やかに輝く、気持ちのよい季節です。 ところがこの時季、「秋」を迎えるものがあります。なんだか ...

2

リニューアルのため昨秋から休園していた「西武園ゆうえんち」(所沢市)が、5月19日にグランドオープンします。   「心あたたまる幸福感」をコンセプトに、1960年代を再現するようなテーマパー ...

3

地域の魅力を伝える曲を数々作り、歌ってきた小平市職員の市川裕之さんが、4月25日に、全7曲を収録した音楽アルバム「Φ(ファイ)」を発売します。 テレビドラマ「北の国から」の演奏などで知られるギタリスト ...

4

本紙エッセー「猫耳南風」でおなじみの太宰治文学賞受賞作家・志賀泉さんが、短編集『百年の孤舟』を出版しました。 志賀さんは、福島第一原子力発電所そばの南相馬市(旧小高町)出身。 親族は今も当地におり、震 ...

5

西東京市内の福祉作業所など、主に障がい者福祉関連の施設などを紹介する動画「つなぐ~TSUNAGU~ みんなの笑顔」が公開されています。 制作したのは、地域福祉の推進に取り組んでいる「西東京市障がい者福 ...

6

小平市長に新たに就任した小林洋子市長が、4月12日(月)、初登庁しました。 午前8時30分に庁舎に到着すると、出迎えていた職員たちから大きな拍手が送られ、花束贈呈の一幕もありました。 節目の場面では白 ...

7

田無駅南口前で行われている「わいわいフードパントリー」が6月末まで延長されることになりました。 食品等を無料で配布する取り組みで、子ども食堂を続けてきた市民団体「西東京わいわいネット」が昨年10月から ...

8

西東京市にある多摩六都科学館で、現在、春の特別企画展「47都道府県の石 『県の石』を見てみよう」が開催されています。会期は3月20日(土)から5月9日(日)までです(休館日、閉場日あり)。 &nbsp ...

9

家族それぞれ好きなものを食べたいけれど、フードコートは混んでいるし、今は「コロナ」も心配……。 そんなことから、利用を見送ってしまいがちなフードコート。 そうした状況に対して、イオンモール東久留米が、 ...

10

2月に実施された西東京市長選挙に対して、選挙人60人から出されていた「西東京市長選挙の効力に関する異議申し立て」が、3月30日の同市選挙管理委員会で棄却されました。   「選挙の自由公正の原 ...

11

清瀬市立清瀬小学校の5年2組の児童たちが、清瀬市が行う養蜂をPRする曲「清瀬の町で」を作詞・作曲し、合唱を収録しました。 すでに曲は、地元のFMひがしくるめ(85.4MHz)で何度か放送されています。 ...

12

東久留米市駅西口ロータリーにマンガ「ブラック・ジャック」に登場するキャラクター、ブラック・ジャックとピノコの銅像が建ち、地域の新名所となっています。 東久留米駅西口ロータリーのブラック・ジャック像を撮 ...

Copyright© タウン通信 , 2021 All Rights Reserved.