清瀬市役所の養蜂、民間委託へ   持続可能なスタイルで事業発展を目指す

2023年9月5日

縮小されていた清瀬市役所屋上での養蜂が、10月から民間委託され、再び採蜜されていく見込みとなった。

同市役所での養蜂は2014年に始まり、市職員が手探りで事業を拡大してきた。採れたハチミツはふるさと納税の返礼品にもなり、「農と緑の町」の象徴となっていた。菓子や化粧品など加工品も多数開発・販売されてきた。

しかし、養蜂は専門性が高く、引き継ぎが容易でなかったことから、発足時からずっと一人の職員が担当する状況となっており、その職員がハチに刺されることも複数回あったため、安全上の観点から今年度は事業が縮小されていた。

民間委託はその状況を改善するうえで有効で、同市の澁谷桂司市長は「官民連携により、持続可能な形で養蜂事業を発展させられる」とメリットを説明する。

スタッフの移動の問題などもあることから、近隣市にある養蜂場に委託する予定。 

新市役所に巣箱を移す様子

編集部おすすめ

1

二十四節気の清明(4日)、穀雨(19日)とつづく4月は、日の入り時刻も6時台となって、いよいよ陽の気の伸長が実感されるころです。 今月は十二支でいえば辰の月。辰年の辰月で、辰がふたつ重なっています。暦 ...

2

デジタル地域通貨 東村山市内の登録店で電子決済できるデジタル地域通貨「東村山アインPay」が昨年12月25日に始まり、3週間でダウンロード数が1万2000件を超えるなど、予想を上回る好スタートを見せて ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.