永代供養墓の合同供養法要に300人超が参列
年に一度の合同供養もあり、安心して埋葬できる――人気の樹木葬「フラワージュ」で先月、合同供養法要が行われ、園内は300人を超える参列者であふれた。樹木葬でありながら個人所有の感覚で利用できる「フラワージュ」では、いま「2人で入れるお墓」が人気。参列者からも、「自分もこういうところに眠りたいと改めて思った」の声が聞かれた。
夫婦で使える「2人用個室」が評判
法要がある安心感
「小平メモリアルガーデン」内にある樹木葬「フラワージュ」では、毎年2月の第3月曜日に合同供養法要を行っている。 今年も2月17日に実施され、300人以上の参列者が詰めかけた。
供養を勤めたのは、同園敷地内にある万行寺の本多住職。
フラワージュは基本的に無宗教で誰でも利用できるが、こうした供養があることに安心感を持つ人は多いという。
この日も、「樹木葬だと供養ができないイメージがあったけど、こうした法要をしてくれると心が落ち着く」といった感想が漏れていた。
遺骨が交ざらない
「フラワージュ」の大きな特長は、個人所有の感覚で利用できる点。
埋葬スペースは厳格に区切られており、スリム型ガラス製骨壺を用いるので、他人の遺骨と交ざることがない。また、埋葬場所に俗名を記したプレートを設置できるので、合同利用の樹木葬でありながら、どこに故人が眠っているかを実感できる。
一方で、合同利用なので費用は割安。
◎お墓にあまりお金をかけたくない
◎子どもたちに墓守の負担をかけたくない
◎承継者がいない
といった人たちから支持されている。
夫婦で生前予約
そんなフラワージュで、いま、特に関心を集めているのが「2人用タイプ」だ。
これは、一つのスペースを2人で使用するもの。親子などでも入れるが、夫婦で求める人が圧倒的に多い。
生前予約したという女性は、「夫の田舎に先祖代々のお墓があるけれども、帰省する機会もほとんどないのでピンと来ない。とはいえ一人で眠るのは寂しい。夫婦2人が一番しっくりきました」と話してくれた。
なお、2人用個室は、フラワージュの特徴である、「最後の人が納骨されてから13年後に合祀」というシステムなので、生前に夫婦で申し込みをしていれば、パートナーが亡くなった後でもずっと墓参できる。
また、合祀はせず、永代にわたって個別埋葬のタイプもある。
気になる料金は、13回忌で土に還るタイプは、1人39万円~。2人用個室は82万円~。家族など4人で使える「個室タイプ」もあり、こちらは145万円。
また、新青梅街道沿いで久米川駅徒歩10分という好立地なのも好評だ。
見学は随時可能。気軽にご予約を。 来園者には、充実のパンフレットを無料進呈してくれる。問い合わせは同園へ。
問い合わせは「松戸家」へ
0120-980-015