ママ起業家が本気で出店 西東京市主催「ハンサム・ママ」事業で

2017年7月5日

7月11日午前10時から午後3時まで、田無駅北口前アスタビルのセンターコートで、子どもを育てながら起業する女性たちが出店する「ハンサム・ママフェスタ!」が開かれます。

「ハンサム・ママ」は、女性の働き方支援のため西東京市が昨年度から続けるプログラム。「フェスタ」には、子育て目線で開発された商品やサービスを中心に、23ブースが出る予定です。

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

「ママフェス」に向けた勉強会の後で全員集合。ノリの良いメンバーがそろい、活気にあふれている

 

手作り小物、美容、相談など多彩

「フェスタ」で出るのは23ブース。手作り小物の販売やワークショップ、美容・健康サービスの体験、相談事業などが予定されています。

出店するのは、西東京市が主催する「ハンサム・ママ」事業に参加してきた子育て中の女性たち。

「ハンサム・ママ」は、「子育てしながらの理想の働き方」実現に向け、創業や就労の支援を行う西東京市独自の事業です。子どもとの時間を大切にしながら、自らも仕事を持って働きたい女性に対して、専属コーディネーターを配置し、伴走型のサポートを行っています。

盛んに情報交換する参加女性たち(右写真で中腰の女性が講師の浅川絢子さん)

プログラムでは、なぜ働くのか、といった心構えの部分から、販路開拓などまで幅広い講座を設けています。参加者同士の交流の場も頻繁に設けており、それらを市内の子育て拠点で実施するという工夫も凝らしています。

これまでには、漠然と「働きたい」と考えている人から創業10年以上という人まで、さまざまな女性が参加しています。6月スタートだった昨年度の参加者は延べ372人。その中から、すでに5人の起業家が生まれています。
参加者に話をお聞きしました。

ヨモギ蒸しサロン、吉田さんの場合

「フェスタ」にも出店する吉田満恵さんは、市内でヨモギ蒸しの美容サロンを経営する、起業家の一人。知人の紹介で起業したそうだが、当初は右も左も分からず苦心していたといいます。

「ハンサム・ママ」にはこれまで10回以上参加しており、「今の自分があるのは『ハンサム・ママ』のおかげ」と感謝を口にします。知識を増やせたうえ、同じ境遇の女性たちとのつながりもできました。

「子連れで参加できるのもありがたい。女性が活躍する社会を市が応援してくれているのがうれしいです」

と吉田さんは話します。

よもぎ蒸しサロン ほっか

よもぎの蒸気で、体の芯から温まる 「よもぎ蒸し」をご存じですか? よもぎ蒸しは、約600年前から伝わるという韓国の伝統療法です。 干したよもぎの葉や茎を煮出し、その蒸気を肌から吸収させるもので、冷えや ...

 

ネイリスト、椿谷さんの場合

「市の支援がうれしい」と話すのは、同じくフェスタに出店するネイリストの椿谷咲子さんも同じです。

椿谷さんは市内で7年ほどネイルサロンを経営するベテランですが、その間に2児を出産し、子育てと仕事のバランスの取り方に悩んでいたといいます。

「これからどうすればいいのだろうと迷っているときに、『ハンサム・ママ』を知りました。起業してからはずっと一人だったので、起業家の仲間が増えたことがいちばんうれしいです」

と情報交換できる喜びを口にします。

 

行政が女性限定で支援するのは珍しい

こうしたコメントからは、「ハンサム・ママ」が単に働くこと・起業の支援だけでなく、女性の交流促進や子育て支援につながっていることが見えてきます。

その点を、委託先でありメイン講師を務めるハーブネット代表の浅川絢子さんはこう話します。

「行政が女性に絞ってこのような手厚い支援をすることは珍しいです。と同時に、ここまで事業全体が盛り上がるのも珍しい。西東京市の女性の活力を感じます。

こうした元気ある女性たちが盛んに交流し、市内を行き来することは、地域の魅力アップや子育てしやすいまちづくりにもつながると思います」

今回の「フェスタ」でも、地域活性化や市民交流の効果が期待されています。

なお、フェスタは11日が初開催で、この秋にも第2弾を予定しているとのことです。

「ハンサム・ママ」の講座予定などは専用ホームページ参照を。

詳しくは同市産業振興課(042・438・4041)へ。

 

[出店予定リスト]

〈体験〉 ●ネイルケア・カラーリング ●リフレクソロジー10分 ●勇気づけカードリーディング ●よもぎ入り足湯 ●かっさ、キッズ&ママネイル ●プラナロム社精油使用のトリートメント
〈相談〉 ●不動産(物件、相続、投資等)
〈販売〉 ●スタイとお食事エプロン ●アクセサリー雑貨 ●大人のミニガーデン ●布小物 ●ラシェリボン&フリリーバッグ ●輸入雑貨、ハンドメイド雑貨 ●ポーセラーツによる食器等 ●バッグ、小物 ●イラスト・デザイン ●布玩具、アクセサリー等 ●ニット小物 ●和風アクセサリー ●刺繡とアートの小物
〈ワークショップ〉 ●グルーデコでキーホルダー作り ●キットパスアート ●パイナップルチャーム&ラメルヘンブレスレット

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

女性起業家たちが出展 「ハンサム・ママフェスタ」10/20に

「子育てしながら理想の働き方を実現しよう」をテーマに女性たちの起業支援を行っている西東京市独自の事業「ハンサム・ママプロジェクト」。 セミナーを受講するなど、プロジェクトに参加している女性たちが出展体 ...

編集部おすすめ

1

地域紙「タウン通信」の2020年12月2日号のPDFが下記からご覧いただけます。 この号では、新型コロナウイルスによる教育現場への影響について、東久留米市にある自由学園の更科幸一校長(男子部)にお聞き ...

2

世界中が新型コロナウィルス禍に右往左往しているうちに、今年も納めの月となりました。例年ならば、クリスマスや忘年会で盛りあがる時なのですが―。 暦を見ると、今年は「七赤金星(しちせききんせい)」が中宮に ...

3

新型コロナウイルスの拡大は、「教育」にどのように影響しているのでしょうか。 「『コロナ』と地域」をテーマに各方面に取材を行っている「タウン通信」では、今回、幼児部から最高学部(大学に相当)まである私立 ...

4

新型コロナウイルスにより日常生活にも多大な支障が出た2020年。このウイルスに対して、北多摩エリアの“地域”はどのように対応してきたのでしょうか。 「タウン通信」では、各方面に取材をし、「そのとき」の ...

5

5000円分のレシート貼付で応募すれば、抽選で10万円分の買物券が当たるかも――。 小平市で、そんな見逃せない「ALLこだいら歳末キャンペーン」が実施されます。 小平市内の店で買い物をした総計5000 ...

6

東村山市内の対象店で電子決済サービス「PayPay」を使用して買い物をすれば、後日最大20%相当のPayPayボーナスが付与されるという期間限定企画「がんばろう東村山! 最大20%戻ってくるキャンペー ...

7

小平市が、「(仮称)小平市第三次環境基本計画」の素案を作成し、市民の意見を募るパブリックコメントを行っています。意見募集は12月15日(火)までです。 「(仮称)小平市第三次環境基本計画」は、市が進め ...

8

11月20日(金)、西東京市役所で、12月の定例議会を前にした西東京市長記者会見が開かれました。 会見では、多くの時間が「新型コロナウイルス感染症」の感染状況や市の経済対策の説明に割かれました。 「コ ...

9

「石川さん、おもしろい動画があるんですよ」 カフェ「田無なおきち」「六都なおきち」の店主である佐藤うららさんから、この動画の存在を教えてもらったのが昨年12月のこと。動画のタイトルから分かるように、1 ...

Copyright© タウン通信 , 2020 All Rights Reserved.