西武池袋線開業100周年

4月15日、「東久留米駅」などでも記念イベント多彩

今月15日、西武鉄道池袋線が開業100周年を迎えます。

それに当たり、西武鉄道株式会社ではさまざまな感謝イベントや記念グッズの販売などを行います。

また、同線の12の駅も100周年を迎えることから、その一つである東久留米駅などでは記念イベントが催され、「100周年の歌」のお披露目なども予定されています。

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

今から約50年前の1965年4月2日に撮影された東久留米駅(上)と、同じく100周年を迎える保谷駅(1960年前後)。写真提供=西武鉄道株式会社

 

 

前身・武蔵野鉄道から数えて100年

西武鉄道池袋線の前身である武蔵野鉄道の「池袋~飯能駅間」が1915年に開業して以来、今年の4月15日(水)で100周年を迎えます。

そのため西武鉄道では12日(日)、池袋駅で「池袋線開業100周年セレモニー」を開催。記念のヘッドマーク付き臨時電車の出発式および運転が行われます。

また、12日から7月20日(月・祝)までの100日間、同「記念乗車券」も発売。ほかにも、所沢駅構内の「とこてらす」では、同線の駅舎今昔パネル展示などを実施。その他、アニバーサリーフォトコンテストや、記念ネクタイ・ネクタイピンセット発売、同線停車案内スポーツタオルの販売など、多くの記念事業が予定されています。

詳しくは西武鉄道(http://www.seibu-group.co.jp/railways/)へ。

かつての保谷駅

 

東久留米駅周辺でもイベント多数

同線開業と同時に開駅し、同じく100周年を迎える東久留米駅の周辺でも、記念のイベントがめじろ押しです。

東久留米市中央図書館では、5月18日(月)まで記念展示「東久留米駅いま昔」を実施中。過去の同駅やその周辺、車両の写真などが見られます。

また、かつて同市に住んでいた作家の藤沢周平さんに関する展示や、同駅がモデルとなった高橋留美子さんの漫画『めぞん一刻』の資料など、多彩な展示が行われています。

中央図書館で開催中の企画展示。藤沢周平に関する資料なども

 

また、15日の午前11時30分から午後1時までは、同駅エミオ1階北口で東久留米駅前商店会主催の「開駅100周年記念式典&演奏会」が開催されます。

同記念事業実行委員長を務める竹内俊雄さん(78)は、当時約3200坪の土地を無償で提供した東久留米駅開駅の立役者、神藤庄太郎さんの孫です 。

竹内さんは「78年間ここで生かしてもらったという感謝の気持ちから、この式典を企画しました」と話します。

この式典では、竹内さんが作詩した開駅100記念ソングの披露も行われます。

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

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