市民活動への影響多大 〜小平「あすぴあ」の調査から

75%が主催イベントの中止に

新型コロナウイルスは、市民活動にどのような影響を及ぼしているのか―—。

小平市民活動支援センター「あすぴあ」が4月上旬に市民活動団体にアンケート調査を実施し、17日にホームページで結果を公開しています。

78団体から回答を得た調査結果を見ると、主催イベント等の中止に追い込まれた団体は、75%強に当たる59団体。

会議の中止や参加予定のイベントの中止も過半数が経験しています(複数回答)。

 

メンバーの高齢化を背景に、再開に慎重な団体も

それぞれの日頃の活動については、終息が見えないなかで活動再開に慎重な団体もあり、「シニア世代が多く、感染の恐れがまったくなくなるまでは再開しない」「皆さんのリスクを考えると、再開の目処は立たない」といった声も出ています。

活動休止については「ストレスが溜まる」「収入が減った(=NPO法人等)」「活動対象としている子どもたちが心配だけど、成すすべがない」などの声が寄せられています。

調査時よりも、さらに公民館等の閉館期間が延長しているなか、新型コロナウイルスによる市民活動等への影響は、これからさらに広がっていきそうです。

なお、アンケート結果はこちら(https://kodaira-shiminkatsudo-ctr.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/bce353877f6b1168627758daed06dc62.pdf)から見られます。

小平市民活動支援センターあすぴあ

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