「一人は不安」と“サ高住”に関心 特集:コロナで変わる地域の暮らし

緊急企画・コロナ後の暮らし① 【老後の住まい】編  

新型コロナウイルスにより、私たちの生活に大きな変化が訪れています。第二波、第三波への懸念もあるなか、地域で急増しているのが、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)への問い合わせです。

いざというときに離れた子どもたちとも会えず、高齢者だけでの暮らしに不安を抱いたシニアたちが、自由と安心が両立する住まいを求めています。この地域に2つのサ高住を展開する「グランドマスト」を取材しました。

 

「老人ホーム」とは違う自由さが人気  見学者が急増

「いわゆる『老人ホーム』とは違い、サ高住は、自由に暮らせるマンションのような住まいです。一方で、グランドマストの場合は、日中は受付にスタッフが常駐し、生活相談や緊急時対応などをしています。また、プライバシーを尊重し、水道の使用状況で安否確認も行っています。

自由と安心が両立しているため、『自分で生活のことはできる』という元気な高齢者からご支持いただいています」

そう話すのは「グランドマストひばりが丘南」と「グランドマスト柳沢」の担当者・有澤優希さんです。

モデルルームを案内する積和グランドマストの有澤優希さん(左)。見学は個別に対応しています=グランドマストひばりが丘南で

「賃貸」のため、「移りやすい」と好評

「グランドマスト」は、積水ハウスグループが全国で展開するサ高住です。

建築メーカーらしい広々した居室や設備が特徴。また、食材を洗うところから手作りした、温かな食事を頼めるのも好評です(有料、朝夕。柳沢のみ昼食も可)。

さらに、月単位の賃貸契約で入居できることも評判になっています。

「試しで入居してみる」ということがしやすく、家を残したまま移る人が急増しているといいます。

「『体調が急変したときに、近くに頼れる人がいてほしい』というご高齢者が多いです」

と有澤さん。

 

「柳沢」は介護相談も実施

なお、基本的にサ高住では介護は行いませんが、「グランドマスト柳沢」では、介護に精通した事業者と提携し、個別介護相談などの対応を行っています。

先々の健康に不安のある人には、こちらも選択肢の一つになりそうです。

「柳沢」では介護相談もできます。今は必要なくても介護のシステムについて知っておきたい、具体的な手続きが何も分からず不安、という人にも一から相談に乗ってくれます。この機会に訪ねてみては。

見学会予約は下記電話番号から可能です。

【取材協力】 積和グランドマスト  0120-815-823

積和グランドマスト

(2020年6月24日発行、「タウン通信」から転載)

 

グランドマストひばりが丘南

https://www.grandmast.jp/hibarigaoka/

 

グランドマスト柳沢

https://www.grandmast.jp/yagisawa/

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