豪雨被害で複数の鉄橋が流され、もはや廃線もやむなし――。
2011年、東日本大震災の陰で福島県・奥会津で起こっていたJR「只見線」の存続問題。地域の足を残し、世界中から観光客を呼ぼうと立ち上がる地域住民の姿を追ったドキュメンタリー映画「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」が、9月17日㈰午後2時から、東久留米市生涯学習センター・まろにえホールで上映される。同市、小平市、西東京市の福島県人会が、実行委員会を結成して主催する。
同作では、只見線と秘境の美しさを伝えようと年間300日撮影に臨む写真家・星賢孝さんを中心に、幾多の問題を乗り越える様子を伝える。
鑑賞料は1200円(前売り1000円)。上映後、星さんと監督の安孫子亘さんのトークショーがある。詳細は猪野さん(☎090・8842・8253)へ。
◎霧幻鉄道 公式サイト https://www.mirufilm.com/mugen/