『議会は踊る』

2015年3月4日

タウン抄

「タウン通信」代表・谷 隆一コラム  タウン抄 

 

1面で紹介したように、私の著書『議会は踊る、されど進む~民主主義の崩壊と再生』が本日発行される。出版の経緯については、裏話や取材余話などを本紙ホームページに掲載しているので、併せてお読みいただければと思う。

ここで一つだけ付記したいのは、この出版は私にとって必ずしもハッピーなものではないということだ。本書の内容は多くの批判を含んだものとなっており、このエリアで取材活動をする私にとって、今後の足かせになる恐れもはらんでいる。それでも看過できないという思いがあって、出版に踏み切った。

東久留米市の2010年から14年までの市政については、間違いなく、誰かが記録を残さなければいけないものだった。

なお、本書がこの時期の出版になったのは、統一地方選挙の前に読んでほしいという願いからである。

不出来に対するご批判は多々あることと覚悟しているが、ほんの少しでも、私の思いや願いを汲んでいただけるとうれしい。 

(2015年3月5日号・本紙掲載分から転載)

 

谷 隆一

株式会社タウン通信代表取締役。地域紙「タウン通信」を多摩北部で約10万部発行、ウェブサイトでも地域情報を発信する。著書に『議会は踊る、されど進む〜民主主義の崩壊と再生』(ころから)、『中高生からの選挙入門』(ぺりかん社)、『起業家という生き方』(同、共著)、『スポーツで働く』(同、共著)、『市役所で働く人たち』(同)がある。

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