感謝と寂しさと

2019年7月31日

タウン抄

「タウン通信」代表・谷 隆一コラム  タウン抄 

 

意図したわけではないが、先週、今週と、閉店・移転の広告が紙面を賑わせた。長くお世話になったスポンサーばかりで寂しい。先日は、毎年盛況だった「西東京サマーフェスティバル」も最終回を迎えた。どの分野も、世代交代の難しさがうかがえる。

結局、時代は変わるということなのだろうか。

さて、「変化」ということでは、今号1面で紹介した多摩六都科学館内のカフェ「六都なおきち」の佐藤うらら店主が面白いことを言っていた。

「今は昆虫食はゲテモノ扱いですが、いずれ『そんな時代もあった』と笑うぐらい普及しますよ」

時代を先取りしたつもりはないが、私も虫たちを味わった。動画を公開しているので、お暇ならご鑑賞を(https://www.town-t.com/?p=11468)。

 

(2019年7月31日号・本紙掲載分から転載)

 

谷 隆一

株式会社タウン通信代表取締役。地域紙「タウン通信」を多摩北部で約10万部発行、ウェブサイトでも地域情報を発信する。著書に『議会は踊る、されど進む〜民主主義の崩壊と再生』(ころから)、『中高生からの選挙入門』(ぺりかん社)、『起業家という生き方』(同、共著)、『スポーツで働く』(同、共著)、『市役所で働く人たち』(同)がある。

2020/8/17

昆虫食、実食レポート 多摩六都科学館で

科学館の「大昆虫展」と連動した食の企画 多摩六都科学館内にあるカフェ「六都なおきち」が、期間限定で、昆虫食メニューを2品提供しています。 一品は、「昆虫クルトンのヴィシソワーズ」(500円)。 もう一品は「コオロギパフェ」(880円)です。 同館では企画展「ロクト大昆虫展2019」を開催しており、それに連動したメニュー提供です。1日10食限定で、9月1日までの予定です。 (※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)   撮影だけで済むはずがなく……。腹をくくって ...

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