増えてきたお通夜と会食

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

「コロナ」が落ち着いてきて、周辺地域では、新規感染者0人の日が増えています。

そんななかで目立ってきたのが、ご葬儀の場での会食(通夜ぶるまい、精進落とし)です。また、一時は「一日葬」が急増しましたが、最近は以前と同様にお通夜を行う方が増えてきました。

ここ数回ほど、立て続けに、お通夜あり・会食ありのご葬儀をお任せいただきましたが、ある喪主様の言葉が印象的でした。

「実は昨年も葬儀があったのですが、そのときは一日葬・飲食なしでした。でもそれだと『葬儀をやった』という気がしなかったんです。

今回、しっかり精進落としまでやれて、参列者へのおもてなしもできましたし、一区切りがついた気がします」

 

意味のあるスタイル

私たちも、この1年半ほどの間、会食がほとんどない葬儀を経験して、さまざまなことを考えさせられました。

特に印象に残ったのは、皆さんの別れ際の寂しそうな様子です。思いを共有したいのだけど、その場がなくてどうしてよいか分からない……。そんな様子が、各所で見られました。

今のご葬儀のスタイルは、歴史の中でさまざまに変化し、削られ、大事な要素だけが残ったものです。やはり相応の意味があるのだな、と改めて教えられました。

ところで、奥野式典が東久留米市滝山に構える「相談センター」が丸6年を迎えました。ここでは予約制でご相談に乗っています。気軽にご予約ください。

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

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