2018.05.22 市民ニュース

黄チョークで犬のフンが7割減


小平市 今月から本格導入

 

路上のイヌのフンに黄色のチョークで印をつけ、飼い主に始末を促そう――小平市が今月7日、町の美化にもつながる「イエローチョーク作戦」を始めた。京都府宇治市などで先行事例のある取り組みで、同市では、3月から2カ月ほど実証実験を行い、効果を確認した上で本格導入に至っている。

 

この実証実験に協力をしたのは、イヌと人の共生社会をつくろうと活動する同市のNPO法人「ぶるーべりー愛犬ふぁみりー協会」。メンバーで散歩するという日に同行した。
   

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この日の参加者は、小学生も含めた約10人。歩いたのは、温浴施設「テルメ小川」の辺りから小川西グラウンドまでの往復約30分の道のり。この2カ月の活動でフンの置き去りは激減し、当初は1回の散歩で15個ぐらい発見したものが、今では3、4個程度になっているという。

 

最初の1個が見つかったのは、歩いて10分ほどのこと。意外にも堂々と歩道の真ん中に残されたフンで、メンバーはイエローチョークで発見日時を書き添えた。

 

同会理事長の佐々木邦夫さんによると、フンの放置は、人畜感染症が広まる原因になったり、植物を枯らすなどの悪影響があるという。結局この日は、フン3個を発見。さらに、ポイ捨てタバコを20本以上見つけ、印を付けた。 

 

イエローのマークは飼い主に注意を促すのが目的のため、2、3日はそのままにしておく。数日たっても除去されていない場合は、メンバーが始末するという。

 

チョークは同市環境課で配布しており、この取り組みは個人で自由に行える。佐々木さんは「長期的な取り組みですし、気付いたら印を付ける、くらいの気軽なスタンスで良いと思います。効果は確実にありますね」と話す。

 

取り組みの詳細は同市環境政策課(042-346-9536)へ。

 

<リンク>

宇治市のイエローチョーク作戦