2018.06.19 イベント

40周年祝い! のはずが思わぬ急展開 存続危機への理解求めコンサート

 障がいのある子どもの放課後活動   ゆうやけ子どもクラブ

 

ドキュメンタリー映画や音楽構成劇を通して、障がいのある子の放課後活動を知ってほしい――小平市で3つの障がい児のための学童保育(=放課後等デイサービス)を運営する「ゆうやけ子どもクラブ」が、7月8日(月)に小平市ルネこだいらで「40周年コンサート」を開く。記念コンサートの予定だったが、今春からの報酬改定の影響でクラブは存続の危機に直面しており、一転、施設の意義を地域に訴える場となりそうだ。

 

同クラブ発足は1978年6月。ボランティアが集まって障がい児と遊びの場を持ったのが始まり。障がい児の放課後を支える活動として全国的にも先駆的で、2003年にNPO法人化し、現在は3つの施設で77人を受け入れている。通うのは主に障がいがある同市在住の小学1年生から高校3年生まで。

 

40周年記念コンサートは昨年から企画してきたが、事態が急転したのは今年2月。国が打ち出した報酬改定により、年間の収入が約1000万円減ることが見込まれ、急きょ、存続の危機にさらされることになった。国の指針は障がいが重い子の受け入れの割合によって報酬額を変えるというもの。しかし、もともと障がいの重さをみて受け入れてきたわけではなく、突然の変更に現場は振り回されている。

 

記念コンサートでは、この経緯を劇で見せる音楽構成劇「守ろう!  みんなのゆうやけ子どもクラブ」も上演。フィナーレでは、クラブに通う子どもたちや地域の賛同者ら100人超で歌声を聞かせる。また、クラブの日常を追ったドキュメンタリーも上映。小金井市観光大使を務めるバンド「Everly(エバリー)」のコンサートもある。

 

クラブ代表の村岡真治さんは「市は好意的にしてくれるが、制度の壁がある。国を動かすためにも、草の根から声を上げていければ。1200席の大ホールを満席にし、機運を高めたい」と話す。

 

コンサートは午後2時から4時30分まで。2000円、小学生以下と障がい者は1000円。詳しくは実行委員会(042・344・2448)へ。