2017.06.12 イベント

「田中彫刻記」作者が平櫛田中彫刻美術館でイラストの公開制作 真の顔は市職員

伊藤隆志さん
「田中彫刻記」作者で小平市職員の伊藤隆志さん

 近代彫刻の巨匠・平櫛田中の生涯をたどる企画展「田中彫刻記〜平櫛田中107年の軌跡〜」を会期中の小平市平櫛田中彫刻美術館で、6月12日(月)、19日(月)、25日(日)の3日に限り、同館オリジナル漫画「田中彫刻記」の作者が新作イラストを公開制作するイベントが開かれる。

 

 

 「田中彫刻記」は、平櫛田中の生涯を26話にわたる漫画で分かりやすく紹介するもの。2010年に制作され、これまで、冊子が小学生などに配布されてきたほか、同館のウェブサイトでも公開されている。

 

 

 このオリジナル漫画を制作したのは、実は、小平市職員の伊藤隆志さん。漫画が得意で、業務の傍ら制作した。作画にあたっては、平櫛田中の孫でもある同館の平櫛弘子館長に取材したほか、学芸員からレクチャーを受けるなどした。

 

 

 イラストの公開制作は、午前10時から午後3時まで(正午から午後1時は除く)で、伊藤さんから、制作の逸話なども聞くことができる。
 また、完成したイラストは、順次、展示パネルとして公開し、7月12日までにすべて展示する予定。

 

 

 同美術館は、平櫛田中が最晩年を過ごした家を活用して開設されている。平櫛田中は生涯の大半を台東区などの下町で過ごしたが、100歳を前に玉川上水のほとりとなる小平市学園西町に移住し、107年の生涯をまっとうした。

 

 

 現在は、その住まいも一般公開され、庭園の見事さなどでも知られている。併設の展示館では、常時、巨匠の作品を鑑賞できる。

 

 

 会期中の「平櫛田中107年の軌跡」は9月10日まで。
 火曜休館、午前10時から午後4時まで。観覧料300円(小中学生150円)。

 

 

 詳しくは同館(042-341-0098、http://denchu-museum.jp/)へ。

 

 

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