小平市ふれあい下水道館

玉川上水沿い、小平市中央公園のほど近くにある「小平市ふれあい下水道館」は、国内で唯一、本物の下水道の中に入れることで知られる展示館です。

本物の下水の中に入って、内部を見学できる

建物は地上2階・地下5階で、上下水道の仕組みや歴史などをジオラマや映像などを用いて多彩に紹介しています。そして、最下階では地下25メートルで実際に使われている下水道館の中に入り、その様子、匂いなどを体感できます。

各階の移動はエレベーターでできますが、歩行に支障のない元気な方なら、階段利用がお勧め。階段に沿って地層を見せる展示もあり、地下の深さを感じることができます。

階段に沿って、地層が見えるようになっている

下水道普及100%を記念して

小平市ふれあい下水道館は、1990年に小平市の下水道普及率が100%になったのを記念して開館しています。
折々、「水」などをテーマした企画展を行っています。

小平市下水道館の外観

なお、最大の見どころである下水道は、実際に使用されているもののため、雨天時や流水量の多いときは見学ができません。
参考資料として、ゲリラ豪雨のときに下水道内がどのような状況だったかなどを映像で見ることもできます。

武蔵野台地の水に関する展示階

水利用の工程などを紹介

玉川上水に面し、小平市中央公園にもほど近いロケーションです。周辺の散策と合わせて出掛けてみてはいかがでしょうか。